全イの先発、日本ハムのドラフト1位達孝太投手(18)が先頭打者本塁打を浴びた。全ウの1番阪神遠藤成内野手(20)にカウント0-1からの2球目の直球を右翼席へ運ばれた。その後は2つの空振り三振を奪って意地を見せ、1回1安打1失点で降板した。「ホームランは打たれましたけど、2つの三振が取れたのは、とても今後につながる大きな収穫だったと思います」と振り返った。

達は2日に日本ハム2軍で実施された定期PCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受け、隔離療養明けの初登板だった。インタビュアーからBIGBOSSこと新庄剛志監督(50)へのアピールを求められると「ホームランを打たれましたけど、2つの三振が取れた。これからもっともっと1軍で投げたいなと思っているので、ぜひ1軍で使ってください」と、後半戦での1軍デビューをアピールした。