首位ヤクルトが「流動的打順」で天敵の阪神青柳攻略を目指す。

16日から神宮で阪神3連戦。初戦先発の相手エースには、今季2戦2敗、いずれも完封負けと完全に封じられている。14日DeNA戦では、山田を3年ぶりの1番で起用するなど打順組み替えが奏功し、今季ワーストの連敗を7で止めたばかり。だが、高津監督は今後の打順に関し「何とも言えないですね。ムネ(村上)の4番だけは動かしません。後は分かりません」とけむに巻いた。

山田は青柳との通算成績で41打数5安打の打率1割2分2厘。今季は2試合の対戦のうち、1度は先発を外れている。14日に先頭打者弾を含む2安打を放ち復調の兆しを見せたとはいえ、今回先発を外れる可能性もある。一方で村上は通算で40打数16安打の打率4割、6本塁打と苦にしていない。フレキシブルな起用で主砲の前に走者を置いて難敵を攻略し、再び連勝街道を突き進んでいく。

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