阪神大山悠輔内野手(27)がコロナ感染から復帰後、絶好調だ。1点リードの3回1死一塁の第2打席。「初球からいく準備はしてました」とDeNA先発ロメロの初球を強振。左翼・佐野の頭を越える適時二塁打で打線の勢いを加速させた。「追加点が欲しいところでしたし、良い1点だったのかなと思います。こうやって打って試合に勝つっていうのはうれしいですね」と勝利の味をかみしめた。

新型コロナに感染し、5日から離脱。2軍でのシート打撃をへて、19日の巨人戦(東京ドーム)から1軍スタメン復帰。そこから6試合で打率4割9厘と打ちまくり、5番として打線をけん引している。「試合に出てる以上、調整できていないっていうのは言い訳にしかならない。しっかり試合に出たら自分のやるべきことをやるだけだと思います。しっかりランナーをかえすっていうところが自分の役割だと思っているので、1点でも多く打点を挙げられるようにやっていきたいなと思います」。残りの試合でも、勝利につながる一打を打ちまくる。【三宅ひとみ】