ソフトバンクのポストシーズン連勝は「18」で止まった。オリックスに完封負け。山本由伸投手(24)の前に8回5安打無失点と歯が立たなかった。

0-1の5回に1死二、三塁の好機をつくったが、8番柳町、9番甲斐が連続三振。レギュラーシーズンから数えて4戦連発中だった頼みの主砲、柳田も4打数無安打と沈黙した。

投手陣は3つの押し出し四球を与えるなど自滅。0-4の7回には、5番手甲斐野が吉田正にダメ押しソロを浴びて万事休した。

これでアドバンテージを含めて0勝2敗。2位からの日本シリーズ進出を目指すソフトバンクだが、苦しい状況になった。

▼ソフトバンクは5回に大関が頓宮、西野と連続で押し出し四球。プレーオフ、CSで2者連続の押し出しは10年ファイナルS<6>戦杉内(ソフトバンク)14年1S<1>戦大谷(日本ハム)18年1S<1>戦ミランダ(ソフトバンク)に次いで4人目。4回には石川も1度記録。チームで1試合に3度の押し出しは、日本シリーズも含めたポストシーズン(PS)で初めてだった。

▼石川はCS初黒星を喫し、初登板からの連勝が4でストップ。日本シリーズでも4勝0敗で、PSの連勝も8で止まった。