2年連続でパ・リーグ三塁部門の三井ゴールデン・グラブ賞に輝いたオリックス宗佑磨内野手(26)が、「レンタルサイクルトレーニング」を実施している。

連覇&日本一を果たした昨季と今季の2年間、年間130試合以上に出場。「最後の方は、もう疲労困憊(こんぱい)でした。いったん、野球から離れて心も体もリセットです」。今季は日本シリーズも7試合戦い抜き、リフレッシュの意図がある。

自宅では「ゲームにハマっています」とオフの趣味に没頭中。一方で「一日中、家にいるのはしんどいのでね。自転車も好き。レンタルサイクルで行き先も決めずに、方向だけを決めて進んでいくスタイルです」と笑顔。息抜きの合間にも下半身強化に努めている。

ゴール地点を決めない走路では「自然と触れ合っている」という。「山だったり、海を見に行ったり。リフレッシュの期間なので野球のことを考えないようにしています」と白い歯をこぼして説明した。

つかの間のオフを有意義に堪能し、自主トレ期間へ。V3を狙う来季に向け、着実に心と体のスイッチを入れていく。【真柴健】

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