中日は22日、新外国人2人を獲得したことを発表した。20年まで在籍したソイロ・アルモンテ外野手(33)とオルランド・カリステ内野手(30)でともにドミニカ共和国出身。年俸はそれぞれ3000万円。2人はともに立浪和義監督(53)がドミニカ共和国でのウインター・リーグを視察して確認した。(金額は推定)

アルモンテは大リーグ、ヤンキースなのでも活躍し、ヒゲのスイッチヒッターとして18年から3年間中日に在籍。足の故障に悩まされたが、通算打率3割1分6厘、31本塁打、131打点と打線の中核を担った。21年以降は韓国プロ野球、メキシコ・リーグなどでプレーを続けていた。今季メキシコ・リーグでは、90試合に出場、27本塁打、95打点、打率3割2分2厘の成績を残した。3年ぶりに中日のユニホームに袖を通すアルモンテは球団を通じて「再度、中日と23年シーズンの契約ができたことをとてもうれしく思います。ドラゴンズは私の家族のような存在で、チームメートと一緒に自分の力を出して勝利に貢献したいです。ファンの皆さまに再び会えること、楽しみにしています」とコメントを発表した。

カリステは、大リーグ、ロイヤルズ、ジャイアンツでの出場経験があり、今季メキシコ・リーグでは83試合に出場、13本塁打、54打点、打率3割4分4厘の成績を残した。立浪監督の現地視察で獲得に至った。カリステも球団を通じて「日本で野球をする機会をいただけたこと、とてもうれしく思います。投手、捕手以外はどこでも守ることができます。チームに必要なところで、自分の力を出して中日の勝利に貢献したいです」とコメントした。

加藤球団代表は「カリステは大砲ではなく安打の多い中軸打者」と話した。立浪監督はドミニカウインター・リーグで大砲助っ人を視察したこともあり、さらに新外国人野手の発表が見込まれる。

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