オリックスにドラフト1位指名された白鴎大・曽谷龍平投手(21=ノースアジア大明桜)が24日、栃木県小山市のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1600万円の上限額で仮契約を結んだ(金額は推定)。背番号は「17」。山田久志、長谷川滋利らも背負った番号で「17番に見合う選手に絶対になる」と決意した。

今年までオリックスにいた同じ左腕の能見篤史氏(43)があこがれ。岡崎スカウトから同氏の阪神時代のグラブを贈られ「うれしすぎて言葉が出ない。あれだけ長くプロ生活を送るのは、ケアや技術の意識が高いからだと思う。自分も息の長い選手になりたい」。

契約書に署名する際には緊張。「見たことのない(金額の)ケタが並んでいた。契約金で山を走りそうな大きい車を買いたい。キャンプとか車が好きなので」と笑顔。1年目から馬力を発揮して強力投手陣に食い込むつもりだ。【柏原誠】

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