日本ハム今川優馬外野手(25)が29日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸870万円から1130万円アップの2000万円でサインした。「まずは奨学金の返済ができるなと思いました」と、笑顔で語った。

2年目の今季は94試合出場で打率2割2分7厘、10本塁打、39打点。初の2桁本塁打をマークするなど、新庄剛志監督(50)がトライアウトと位置付けたシーズンで一定の存在感は発揮した。

来季は「2番レフトがいい」と希望を明かした上で「今年(本塁打は)10本打てたので、来年は最低でも20本以上を自分のノルマに課しながら。レギュラーを取らないと、その数字には到底届かない。1年間通してレギュラーを取れるように頑張りたい。打率は2割8分くらい。ホームランが増えれば、打率も勝手に上がっていくと思っているので。ホームランだけじゃなく、打率も両立しながら上げていきたい」と、目標を掲げた。(金額は推定)

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