日本野球機構(NPB)は30日、試合時間短縮への貢献を表彰する「ローソンチケット スピードアップ賞」を発表し、打者部門では楽天の小深田大翔内野手(27)が2年ぶり2度目の受賞となった。

打者部門は「レギュラーシーズンにおいて最も相手投手の平均投球間隔(無走者時)が短かった打者(規定打席以上)」が選考条件となり、小深田は11秒7だった。

小深田は「またいただくことが出来てうれしく思います。今年も特に意識はしていないのですが、いつものプレーが試合のスピードアップに貢献出来て良かったです」と喜びの表情。来季に向けては「投球感覚は短く、走塁の方もスピードアップして、来年はスピードアップ賞と盗塁王を目指して頑張ります」と誓った。今季は「9番中堅」で開幕スタメンを勝ち取るなど、遊撃だけでなく外野にも幅を広げ、上位で起用される試合も多かった。シーズン自己最多となった21盗塁を、さらに伸ばしていく。