楽天安楽智大投手(26)が、巻き返しへ闘志を燃やしている。1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸3700万円でサインした。

8年目の今季は52試合で6勝2敗、防御率4・38。2年連続で50試合以上に登板したが、表情を引き締める。「本当に悔しいシーズンでした。やっぱりこの悔しさがあるから、今もトレーニングに打ち込めている部分がある。来年やるしかないので、そういう気持ちを常に持ちながら、来シーズンに挑んでいきたい」とがむしゃらに打ち込んでいく。

目指すはセットアッパー奪還。今季終盤、勝ちパターンでマウンドに上がったのは、同学年の西口や、ルーキーの宮森だった。「チームが4位という悔しさもあり、そこで自分が投げられないという悔しさもあり。ダブルの悔しさが僕の中にあった。『安楽1年だけだったな』って言われていると思いますし、見返す気持ちで。それには練習しかないので。誰よりも練習して、誰よりもしんどい思いをしてキャンプに挑みたい」と強調した。(金額は推定)

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