「熱男の流儀」の謎が解けた。先月15日の巨人入団会見。原監督はソフトバンクから加入した松田宣浩内野手(39)の印象をこう表現した。「日本シリーズ、オールスターで会っても、彼は僕にあいさつひとつしなかった」。

失礼な態度に映るかもしれないが明確な理由がある。敵として相対する上での流儀だ。「若いときからそうでした。(試合前に)あいさつに行くのは亜大の先輩ぐらいで(他は)あまり行かないんです」と松田。原監督も「我々の時代もそれが当たり前だった。私はそれを見てうらやましい選手だなと。松田ワールドがしっかりある。敵陣にいながらまぶしかった」と評した。

勝負師としてチームが変わってもスタイルは変えない。「それはもうこれまでもやってきたことなので」。先日「熱男ポーズ」の継続も宣言したばかり。巨人でも熱男らしさは全開だ。

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