身長164センチで現役最小兵の西武滝沢夏央内野手(19)が、球界最強の「ほこたて」に弟子入りする。

高卒1年目の今季、育成から支配下登録を勝ち取り、源田不在の遊撃をカバーした。初のオフは、埼玉・所沢で中村と源田の自主トレ同行を志願した。本塁打王6度の中村と、5年連続ゴールデングラブ賞受賞の源田は最強の矛と盾。滝沢は「守備も打撃もすべてまだまだ。いろんなことを吸収して自分のものにしたい」と掲げた。

右足の骨挫傷のため離脱した源田に代わり、5月にデビューすると即初安打をマークした。2試合目には適時打を放ち2試合連続お立ち台に上がり、18歳にして鮮烈なスタートを切った。1軍では48試合に出場。契約更改では渡辺GMから「穴を埋められたのはすごく大きかった」と評価された。一方で、源田が復帰後は代走と守備固めをメインに起用。出場機会は限られた。

バックアッパーに甘んじるつもりはない。「すべてにおいてレギュラーの実力を持っていない。まず弱点はバッティング。自分の弱いところをつぶせるように。あと自分の売りは守備。レベルアップしてアピールできたら」。攻守に課題を挙げているからこそ「ほこたて」トレを自ら志願した。遊撃にこだわらず二塁と三塁も視野に入れる。2軍を含め経験値を積み上げながら、2年目の飛躍を遂げるつもりだ。