ロッテの連勝が3で止まった。2回に安田尚憲内野手(24)が右中間にソロを放てば、8回には藤原恭大外野手(22)も右中間にソロ本塁打。

さらに9回先頭では、待望だった山口航輝外野手(22)の左越え今季1号ソロ。若手の3本塁打も空砲に終わり、西武、オリックス、ロッテの3チームが首位に並んだ。

西武松本に対し、7回まで散発3安打1得点。三振5つはすべて見逃しだった。吉井監督は「バットを振らないと前に飛ばないのでね。もう1回反省。もちろん、良いところに投げられたら手が出ないってこともあるんですけれど、そこはレベルを上げてしっかり振ってもらうように明日からやっていこうと思います」と積極性を願った。

今季3度目の1軍先発登板だった美馬学投手(36)は初回2死二塁、4番中村に左越え3ランを喫した。指揮官は特に、ホームランを喫する直前の外崎の打席を強調。「一生懸命抑えようとしすぎて、結局初回も2アウトからフォアボールになっちゃって。その後のバッターに打たれるパターンが続いている」とし、今後に関しては「今度はちょっと期間を設けずに、1回やり直してもらおうと思います。抹消します。マリーンズに絶対必要なローテーションピッチャーなので、良い状態で戻ってきてもらうようにしようと思います」と2軍での再調整を命じた。

これで本拠ZOZOマリンスタジアムでは、今季9勝2敗。同球場で月間10勝以上したのは98年9月(10勝5敗1分け)の1度だけだ。26日の西武戦に勝てば、25年ぶりのZOZOマリン月間2ケタ勝利。小島和哉投手(26)が先発する予定だ。【鎌田直秀】

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