阪神伊藤将司投手(26)が6回11安打2失点、自己ワーストとなる被安打で降板した。

初回はテンポの良い投球で3者凡退。だが、4回1死から中日福永に二塁内野安打を許すと、2死一、三塁にピンチを拡大。横浜高の先輩柳との対決となり、カウント2-1から変化球を捉えられ左前適時打を許した。さらに5回1死一塁では4番石川昂に左越え適時二塁打を浴び、2点目を献上した。

6回1死には村松の打球が右手首付近を直撃するも投球を再開。その後2死一、三塁と得点圏に走者を進められたが、大島を投ゴロに仕留めて失点を許さなかった。だが、2回以降は毎回走者を置く苦しい投球に。「全体的に高めに浮いた投球を最後まで修正できませんでした。ただ、悪いなりに粘り強く投げられたかなとは思います。このあとのチームの逆転を信じて応援します」と試合中にコメントした。

試合前時点で甲子園の連勝記録は11。本拠地での試合にめっぽう強かったが、この日は本領発揮とはならなかった。

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