右手中指に出来たマメの影響により登板間隔を空けているロッテ佐々木朗希投手(21)が14日、エスコンフィールドでの日本ハム戦の試合前練習でキャッチボールを行った。公の場でボールを投げるのは10日の西武戦の試合前以来。患部の右手中指をテープで保護した状態での投球だった。

10日と同じく約50メートルの距離だったが、前回の山なり状態とは違い、力を入れた低い軌道。勢い余って受けるブルペン捕手の頭を越えてしまう場面もあった。最後は約20メートルの距離で、しっかり指にかかったボールも投げていた。

5日のソフトバンク戦に5回無安打無失点で降板した原因となったマメの回復具合を確認しながら次回登板日を慎重に見極めており、16日からのオリックス3連戦(ZOZOマリン)での復帰を目指して準備を進めている。だが、今季ここまでは、登板日の2日前にブルペン入りしているため、16日の登板はなさそうだ。現時点では登板日は決まっていない。

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