駒大苫小牧高女子硬式野球部で投手を務める吹越凛乃さん(3年)と捕手の安東寛乃さん(同)が始球式を務めた。同高は日本ハム伊藤大海投手(25)を輩出した高校。吹越さんは「大先輩の伊藤選手と同じ舞台に立てて楽しかった」と声を弾ませた。

吹越さんは高めの投球に「60点くらい。ちょっと浮いちゃったので」と照れ笑いを見せた。同部は20年に創部し、夏の全国選手権大会優勝を目標に掲げる。吹越さんは「最後の夏の大会では、マウンドで駒沢のナンバーワンポーズをしたい」、安東さんは「3年間、日本一という夢を掲げてきたので、今度こそは実現させたい」と意気込んだ。