ロッテの吉井理人監督(58)が相手を封じる策の1つとして、まずは自身の“口封じ”を継続する。

交流戦前は先発投手の起用プランなどを報道陣に質問されると公言してきたが、交流戦途中から「(交流戦開幕カードの)巨人戦で全部先発を言ってうまくいかなかったので、今回は内緒で」と口にチャック。23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から再開するパ・リーグ同士の戦いを前に、佐々木朗希投手(21)らの先発ローテーション構想に「それは言われへんなあ。言っちゃうと、また戦略に関わってくるので…」と苦笑い。オールスター前までは1週間に5試合ペースで試合が続くため、厳選5人でローテをまわすことも可能な状況だ。

体調不良により「特例2023」対象で登録抹消されていたグレゴリー・ポランコ外野手(31)は19日に1軍登録された。4番も任せてきた主軸の復帰に関しては「体調は戻っていると聞いている。水曜日の2軍戦で出て大丈夫だったら戻ってくる。まだ確定ではないですが」。21日のイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ)に出場後に1軍の試合復帰を正式決定する予定を明かした。【鎌田直秀】

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