阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)が、最終回に意地を見せた。

大山の1発で2点差に縮めた9回1死。DeNA今永の外角138キロ変化球を引っ張り、左前に運んだ。「1本出るのと出ないのじゃ、内容がどうであれ違ったと思う。1本出たことに関しては良かった」と納得の表情を浮かべた。

前日22日から1軍に合流し、昇格即「6番右翼」でスタメン出場。ファーストストライクからスイングするなど、最後まで積極的な打撃を披露した。

ファームでの対左腕打率は4割8分5厘で左腕攻略は得意だった。24日の相手先発も左腕の東。「左ピッチャーは自分の場合だとインコースをどんどん突いてくる。今日やってみて感じるものもあった。明日も左ピッチャーなのでしっかり準備していきたい」。出るか、プロ1号。力強いスイングで地元横浜を沸かせる。

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