ロッテ種市篤暉投手がトミー・ジョン手術後最多の123球を投げ、7回7安打2失点で6勝目。チームを5連勝に導いた。

「前から長いイニングを投げたいと首脳陣に言っていたので(7回のマウンドに)上げてくれて感謝したいですし、球数もあれくらい投げられて自信になりました」。キレのある直球に加え、好調だったスライダーも決め球に、6回は見逃しで3奪三振。7回は空振りで3奪三振。計12個の三振を重ね、リーグトップ佐々木朗の107に次ぐ、101奪三振。吉井監督も「あいつはもっとすごいです。故障前には戻っていない。もっと強くなる」とさらなる期待を寄せた。

▽ロッテ石川慎(移籍後初スタメンで、第1打席に中越え二塁打)「緊張はしましたけれど、勝てたことが一番良かった。良いところは良い、悪かったところは反省もして次につなげたい」

▽ロッテ安田(5回先頭で低めのスライダーを捉えて6号右越え同点ソロ)「点を取られたあとだったので、とにかく1本打てたことが良かった」

▽ロッテ・ポランコ(8回に逆転の右中間2点適時二塁打)「チャンスをつくってくれたので、良いスイングで強い打球を打とうと思った」