9回の二塁での阪神走者熊谷と遊撃京田のクロスプレーに関して、岡田彰布監督(65)が約5分にわたる猛抗議をした。

試合後、敷田責任審判が、岡田監督とのやりとりを明かした。「非常に珍しいプレーというか、いろいろ説明を求められるんじゃないかなっていうのもあったので、先にマイクで説明させてもらったんですけど、『音響でよく聞こえなかった』というところで、同じ説明を繰り返すような形にはなった」と、抗議の冒頭の展開を説明した。

さらに小林二塁塁審は「最初はリクエストとか判定に関しての抗議ではなかったです。『どういう結果になったのか説明してくれよ』ってことで責任審判の方に」と付け足した。「ただ言い方が妨害だどうのこうのってことなので、そこから時計で計って」と説明。抗議が3分を超えたタイミングで「遅延行為で退場になりますよ」と岡田監督に伝え、さらに4分半になり「これ以上やったら退場になりますよ」と警告したという。

岡田監督は「俺はもう引かん!」と退場覚悟の姿勢も示していたというが「雰囲気と時間を守らないとねってことで」と小林二塁塁審。判定に納得はしておらず、敷田責任審判は「監督の気持ちがどうなのか分からないけど、最後はそういうことで引いていただいた」と話した。暴言に関しては「一切ないです」とした。

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