巨人育成の中田歩夢内野手(19)が阿部新監督から熱視線を浴びた。

20日、川崎・ジャイアンツ球場での秋季練習に参加。ティー打撃では約30分間の指導を受け、上から叩き気味にバットを平行に出す感覚を伝授された。ダイヤの原石として可能性を見いだされ、新指揮官が見守る中でフリー打撃を行った。

中田歩は「逆方向にもいい打球はいった。最後もしっかり叩いて、レフトにホームランが出た。その練習法だったり、阿部さんから教えてもらったティーは継続していこうと思ってます」と好感触をつかんだ。

青森・東奥義塾から育成ドラフト4位で入団したルーキー。1年目は主に3軍で過ごし、イースタン・リーグは5試合出場の3打数1安打だった。初めて阿部監督からの指導を受け、緊張もしたが、同時にモチベーションも高まった。「育成なので、来年はなんとか食らいついて」。まずは支配下昇格を目指す。

阿部監督からも「すごいね、力は。1年生なのに。肩も強いしね。育成の隠し球だよね」と期待を寄せられた。

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