西武山田陽翔投手(19)がプロ1年目のラスト登板を、5回2安打無失点で終えた。

早いテンポの投球で初回は3者凡退。2回は四球などで無死満塁とされるも、そこからフォークなどを交えて3連続奪三振で切り抜けた。「四球がまだちょっと多かったので、もっと減らせるような投球を」と反省しつつ、試合を作った。

近江(滋賀)時代に甲子園をわかせたスター候補生も、プロ1年目は上半身のコンディション不良で、実戦を控える時期もあった。来季の目標も「まずはしっかり2軍でローテで回ることなんですけど、オフにしっかり鍛えて、ケガをしない体を手に入れます」と掲げるなど、と秋季キャンプ以降も肉体強化に励む。

「1年間、思ったより早かったですね。もっと、自分の持っている力を出せる、そういった場をいただけるように頑張りたいと思います」

もっと、に力を込めた。【金子真仁】

【関連記事】西武ニュース一覧はこちら―>