オリックス山崎福也投手(31)は、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権について行使も含めて熟考する。明大から14年ドラフト1位で入団し、今季9年目を迎えた左腕は今年8月に国内FA権の取得条件を満たした。「まずはオリックスへの感謝の気持ちが一番強いので、そこを第一に考えて。1度の野球人生でもありますし、全部終わってから、しっかりと考えたいというのも思っています」と話した。

今季はプロ初の2ケタ勝利となる11勝を挙げ、先発ローテーションの一角としてリーグ3連覇の戦力となった。経験豊富な左腕がFA権を行使すれば、複数球団の争奪戦に発展する可能性が高い。自身を成長させてくれた球団や中嶋監督への強い感謝の思いもあり、決断が注目される。

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