日本ハム矢沢宏太投手がショウヘイ先輩にじわじわ近づく。

千葉・鎌ケ谷の2軍施設で「鎌スタ★クリスマス会2023」に参加。二刀流として、来季は「2ケタ本塁打、20登板」と宣言した。ドラ1ルーキーで臨んだ今季は開幕1軍スタートも、6月に左手小指と右膝を負傷。約2カ月間、1軍から遠ざかった。11月には夏場から違和感を感じていた右手の有鉤(ゆうこう)骨骨折が判明し、手術を受けていた。

日本ハム、そして二刀流の先輩に当たるエンゼルス大谷はこの日、10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ世界最高額でのドジャース移籍が明らかになった。来季年俸1500万円(金額は推定)の矢沢は「いやもう『何の話?』みたいな。想像もできないです」と目を丸くした。先輩の偉大さを胸に刻みつつ、「まずは何年かかけて1億級の活躍。何年かかけて、何年かかけて」と地道にスターへの階段を上っていく。