巨人門脇誠内野手(22)が“山本由伸流ご飯”で万全の態勢を整える。

15日、ジャイアンツ球場で育成の中田歩と自主トレ。12月に入って退寮し、1人暮らしを開始した。それに伴い、オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本経由でつないでもらった調理師を雇い始めた。栄養満点の料理を朝昼晩の3食を作ってもらう。この日もお弁当を持参してパワーをチャージした。

自らの甘えを排除する。ルーキーイヤーを終え、推定年俸は2260万円アップの3100万円。来季の遊撃レギュラーも確約されているが、野球のためにオフの邪念を排除する。「昼まで寝ようと思えば寝られるけど、ご飯の時間が決まっていれば食べる。12月の生活を考えたらやった方がいいなと思って」と自分を律する。

来年1年間も調理師生活は継続する。「ずっと男飯みたいなご飯を食べてた。ご飯と鶏肉があればよかったんですけど、今は朝から栄養えぐいのでちょっときついです」と苦笑いしつつも「おいしいし、安心して食べてます」とサポートに感謝した。

理想の食事から理想の身体を作る。オフに入ってから体重は3キロ増で理想の76キロをキープ。ウエートトレーニングで筋肉量も増やしていく。「打撃=トレーニングだと思ってる。トレーニングのレベルが上がれば、打撃が上がると思う」と道筋をはっきりと捉えた。徹底的な準備が来季の活躍を約束する。【小早川宗一郎】

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