ジャパンライフを楽しみながら、ロッテを勝利に導く準備は出来ている。6日に入団が発表されたジミー・コルデロ投手(32)は「いつか日本でプレーをしてみたい、行ってみたいとずっと思っていたので、来年、日本にいけることを今からとても楽しみにしていますし、興奮しています」と、すでにウキウキだ。

楽しい日々にするだけの実績も十分だ。150キロ台中盤のシンカーが軸の右腕は、18年にナショナルズでメジャーデビューし、ブルージェイズ、ホワイトソックス、ヤンキースで通算114試合で6勝7敗、防御率4・36。今季はヤンキースで31試合に登板し3勝2敗、8ホールド、防御率3・86の成績を残している。

文化と食にも興味津々だ。「日本の文化はとても興味深く、日本の人々はとても礼儀正しいという印象をもっています。日本食もよくアメリカでは食べていたのでとても楽しみ。食べたいのは本場のすし、回転すしにもチャレンジしたい」。ロッテですしといえば、19年から22年まで在籍したレアードの「すしポーズ」が有名だ。「アメリカではワールドシリーズを経験できなかったので日本では日本シリーズに出てチャンピオンになりたい。そのためには毎日、ベストピッチングをすることをお約束します」。好リリーフを決めて、たくさんのすしを握る姿が見られるか。【星夏穂】

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