楽天田中将大投手(35)が20日、都内で自身2度目のファンミーティング「マー君ROOM2024」を開催し、約260人のファンと交流した。入団当時から親交のある、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお、富澤たけしを招き、トークショーやショートコント、質問コーナーなどを展開。「キャリアの終盤に差しかかっているので、味方でいてくれる方々のために頑張りたいという気持ちが年々強くなっています」と感謝した。

昨年10月に右肘クリーニング手術を受けたが、順調に回復しているという。前日19日に発表された春季キャンプの1、2軍振り分けでは、1軍スタートが決定。「今、リハビリ中だが、結構しっかり投げられるようになっている」と明かした。

「マー君の野球人生グラフ」というコーナーでは、「サンドウィッチマン」からここまでの歩みについて振られると、甲子園優勝&準優勝、新人王、沢村賞、日本一、ヤンキース入団をピークとした上で「今はどん底です。野球の成績は苦しくて、思うような成績を残せていない」とし、「ここから上がるしかない」と力強く宣言。その上で「野球以外は順調です」と会場を笑わせた。

「マー君 Q&A」で期待の若手を問われると「僕の中では荘司。昨年は100イニング投げ、ローテーションを回り、素晴らしいボールを投げている。プロの水に慣れ、さらにやってくれると思う」と力を込めた。「将大」の名前の由来については「逆から読むと大将。人を引き連れるような強い人間になってほしいだったと思います」と話した。

なお、2年連続で越年となっている契約更改は、まもなく交渉の席に着く予定だ。

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