強烈パワーで外野を奪うぞ! 育成出身2年目の阪神野口恭佑外野手(23)が、外野の定位置取りを猛アピールした。春季沖縄・宜野座キャンプ第1クール2日目の2日。特打で166スイングし、5連発&130メートル弾を含む26本の柵越えで虎党の度肝を抜いた。岡田彰布監督(66)は弾道を「天性」とたたえ「ポジション取れる可能性ある」と絶賛。森下やノイジーらと争う両翼バトルを勝ち抜ける存在と目を細めた。

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野口恭佑(のぐち・きょうすけ)

◆生まれ 2000年(平12)7月17日、長崎県雲仙市出身

◆球歴 千々石小1年からソフトボールを始める。千々石中から創成館(長崎)に進み、2年秋から左翼のレギュラー。2年秋に明治神宮大会準優勝。3年春はセンバツ8強入りし、夏も甲子園出場。九産大では1年春から出場し、2年時に日本代表候補に選出された。

◆ミレニアム世代 22年育成ドラフト1位で阪神入団。川原陸は創成館の同期で、森下や巨人戸郷、ロッテ藤原、中日根尾らも同じ00年世代。

◆筋肉マン ダンベルを入寮時に持ち込んだ。「気づけばダンベル持ってる感じ。常に鍛えたい」

◆支配下入り 23年11月に支配下選手登録され、背番号は121から97に変更。推定年俸は420万円。

◆座右の銘 なせば成る

◆サイズ 身長180センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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