阪神岡田彰布監督(66)が、森下翔太外野手(23)をもう少しだけ“放牧”する。「6番右翼」で先発した森下は、2回2死の第1打席で左中間へ二塁打を放った。今キャンプではメジャー最多安打のピート・ローズモデルのバットを使うなど試行錯誤してきた森下。この日は昨年型のモデルに戻して長打をマークした。

岡田監督は「俺は侍まで放っておこうと思ってるから(笑い)。だから別に打ち方とかそんな悪ないやんか。バットが悪かった(笑い)」ときっぱり。3月6、7日に京セラドーム大阪で行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 欧州代表戦」が終わり次第、修正に着手する。

 

 

 

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

 

-森下はバットを代えた成果が出ているか

いや、森下は、俺は侍まで放っておこうと思ってるから(笑い)。侍から帰ってからや。侍まではあんまりいらんこと、いじらんとこ思てるから(笑い)。侍帰って甲子園からやろ。

 

-打球の角度もついてきたと思うが

まあもうちょっとポイントが悪いわな。ちょっとさされ気味の打球がやっぱりな、あれはスイングの速さであそこまで持っていっとるけど。もうちょっとボールをな、半分くらいポイントが良かったら、もっと軽くな、スタンド行くんちゃうかな、おーん。まあそのへんは徐々に。まだ1カ月あるから。自分のタイミングやろな。

 

-侍から帰ってきてからでも間に合う

全然間に合う。だから別に打ち方とかそんな悪ないやんか。バットが悪かった(笑い)。そうやん。

 

-それはもっと早くやっていれば

この引っかかりいうのは大事なんやで。ここの、グリップエンドいうのは大事なんやで。なあ。グリップエンドあれへんやん。だから(練習中に)バットこないだも抜けとったやんか、空振りして。バット飛んどったやろ。その分やっぱり強く握らなあかんから。バットが出ないとかな。そういう悪影響も出るわな。

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