新潟市出身のオイシックス安城健汰投手(22=創価大)が、地元での凱旋(がいせん)登板に気合を入れた。5日からのヤクルト3連戦初戦の先発マウンドを託された。最速147キロ右腕は「今のところは全然緊張もない。いつも通りの自分の力を出せればなんとかなるかな」。今季初先発にも淡々と挑む。

2度目の“チャンス”を確実にものにする。3月27日のDeNA戦に先発予定だったが、前日26日が雨天中止となった影響でローテが変わり、かなわなかった。それでも「(先発は)来るんじゃないかなとは思ってた。絶対させてもらえるだろう」と、来たるマウンドに向け、準備を進めた。5日は晴れ予報。「だいぶ状態は良い感じ。楽しみ」と気持ち高ぶらせた。

試合が行われるハードオフ新潟は、日本文理時代の18年秋、北信越大会準々決勝で東海大諏訪(長野)にサヨナラ負け(1-2)を喫した球場。その最後のマウンドには安城が立っていた。苦い思い出こそ残るが、「自分的には投げやすいような感じはあるんで、不安要素はない」と堂々とマウンドに上がるつもりだ。

家族も観戦に訪れる予定で「成長した姿を見せられるように。まずは自分の力を出し切って、その先にチームの勝利と(自身の)初勝利が取れたらなと思ってます」。勝ちに導く快投で、苦い思い出からいい思い出に塗り替える。【大島享也】