DeNA大和内野手(36)が3日、神奈川・川崎市内の病院を訪問し、腎臓病患者の子どもやその家族ら約100人とふれあいの場を持った。
大和は22年12月の契約更改会見で、慢性腎臓病を患っていることを公表。翌1月に国内でも数百人しかいない「デント病」であることが分かり、現在は生体腎移植を視野に検査を進めている。
デント病は遺伝性の疾患で、出生時から尿細管性タンパク尿が出現。50歳前後で末期腎不全へ進行する。「僕の数値だと入院して病院食を食べてる方もいると思いますし、移植もしているだろうし。腎臓の力がなくなる前にするのが一番いいんですけど、粘れるところまで粘りたい」。食事療法で塩分摂取に気を付け、トレーニングは筋肉痛が出ないぎりぎりの強度で行う。むくみやすいため、手の感覚を損なわないよう打撃用の手袋も厚さの違うものを使い分けている。
現役中の移植の可能性は「なきにしもあらずですね。こればっかりは自分の体調次第」という。持ち前の勝負強さで「得点圏の鬼」の異名を持ち、プロ19年目の今季も開幕から1軍入り。ここまで22試合40打数で打率3割を記録している。「いい年になってきたし、同じ病気の人たちに元気を与えられるラストスパート。少しでも長く現役として活躍する姿を見せられたら」と話し、子どもたちと笑顔で写真に納まった。【鎌田良美】



