日本ハムが今季5度目の3連敗で、4月15日以来の4位へ転落した。新庄監督は「相手も必死だろうしね…今日、初スタメン? 初ヒット? 大里君? 必死さに負けましたね」。アピールチャンスで、やるべきことをやった3年目野手が躍動した5位オリックスには0・5差に迫られた。

必死に戦うが、結果につながらないもどかしさばかりが募る。1回は1番水谷が三塁打。そこで「1点すんなりと取れたら、こっちに流れも向いたと思いますけどね…」。胃腸炎から復帰した3番松本剛が浅い右飛に倒れるなど、後続が3者連続凡退。5回には守備も乱れた。自分たちで試合の主導権を手放していた。

今季、新庄監督が掲げたのは「せこせこ野球」。その真意は「相手が防げない点の取り方をして、ピッチャーがしっかり抑えて勝つ」。安打が出なくても泥くさく点を重ね、投手を中心に守り勝つ。シンプルに強い野球を体現するため、各自やるべきことをできていたから貯金生活ができた。今季ワーストの借金2という現状は、それができていないということ。4位転落に指揮官は「そんなこと言ったって仕方ないじゃないですか。上がっていくしかない。下は向きませんよ」と言った。できていたことをやれば、きっと再浮上の波に乗れる。【木下大輔】

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