西武野村大樹内野手(23)が、古巣相手に移籍後初本塁打をかっ飛ばした。

「3番DH」で先発。1回1死二塁で相手右腕大津の初球、127キロ外寄りのスライダーを振り抜き、西武ファンが待つ左翼スタンドへ運んだ。「打ててびっくりしているんですけど、相手も古巣ホークスだったので、なんとか1本打ててよかったと思います」。西武の育成投手、斉藤大将投手(29)との交換トレードで今月上旬にソフトバンクから加入。新天地でヒーローとして堂々とお立ち台に上がった。

家族は妻と第1子の男の子がおり、19日の試合は観戦に訪れていた。当初テレビ観戦の予定だった妻から“指令”を受けていた。愛息子はナイター中に眠りについてしまうことがほとんど。「(午後)7時半から8時の間に絶対寝ちゃう。2打席目までに打たないと寝る時間になってしまうんで、2打席目までに打ってくれと、今日もライン(LINE)が来ていた。1打席目に打ててよかったです」。午後6時台、第1打席で期待に応えてみせた。

アクシデントにも負けなかった。3-3と同点の8回1死一塁の打席。送りバントを試みた際、右手の指に死球が当たり、しばらくうずくまった。「骨折れたと思いました」。一度ベンチへ下がったが、すぐに駆け出し一塁へ。2死満塁から外崎修汰内野手(31)の2点適時二塁打で決勝のホームを踏んだ。

試合後、手の状態についてはアイシングをしながら「全然大丈夫です。ここからさらに勝ちにつながる打点を挙げられるように頑張りたい」と気を引き締めた。

【動画】西武野村大樹が古巣撃ちの移籍1号!真っ白に染まったレフトスタンドに飛び込む2ラン