ヤクルト先発の高橋奎二投手(27)が、6月6日西武戦以来、約1カ月半ぶりとなる今季3勝目を挙げた。広島打線を相手に、安定した投球を披露。5回まで得点圏に走者を進めなかった。0-0の6回2死から堂林に左翼線への二塁打を許したが、次打者の小園を外寄り低めの直球で遊ゴロ。結果的に7回4安打無失点で、課題の四死球はゼロに抑えた。

「暑い中やったんで、何とか楽しくやろうっていう気持ちを持って。暑い暑いって思いすぎたらちょっと苦しくなるかなと思ったんで、何とか楽しくやろうと思ったマウンドだったんですけど、それ以外は特に変えたことはなくて。後は継続してゾーン内で勝負っていうことは徹底してできてたので、そこが良かったところかなって思います」と振り返った。

高津監督は「これで文句言ったら怒られるね。フォアボールもなかったし、変化球でボール、ボールでしょうがなく真っすぐいくカウントにもなかなかならなかったので、全体的には非常に良かったのかなと。安心させてくれないのが奎二だけど、今日だけはいいピッチングだったと思います」。いつもは高橋に厳しい指揮官も納得の投球だった。

「カウントで苦しむ場面がなかったので、スリーボールまで行ってもストライク取って打ち取るとか、そういう場面もあったので、そこが一番かなと思います」。前日26日は同じ左腕の先発山野が2回に9失点し、敗れただけに、高津監督は「昨日あんなゲームでね、非常にチームとしても大事なゲームだったし、奎二もそれなりにプレッシャーかかっただろうしね、こうやってピッチャーで勝てたっていうのは非常に大きかったのかな。よくそのプレッシャーに打ち勝って、森下に投げ勝って、いいピッチングだったと思います」と称賛した。

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