ソフトバンクがミス連発に泣いた。2点を追う最終回。最後は周東が二ゴロに倒れ、あっさり3者凡退に終わった。見せ場もなく、小久保裕紀監督(52)は足早に球場を後にした。
「今日は負けるべくして(負けた)みたいな。この先、後半にあたってやれるべきプレーをきっちり高めていかないと」
もどかしさの残る1敗となった。0-3の3回。1死から連打で一、二塁の好機をつくった。2番牧原大は三遊間を破る左前打を放つ。二塁走者の周東は迷わずホームへ突っ込んだ。三塁コーチの井出外野守備走塁コーチも腕をぶんぶん回していた。だが、結果はホーム憤死。球界一のスピードスターでも悠々のタッチアウトだった。指揮官は「あの走塁死はめちゃくちゃ痛かった。3点差なんでね。あとは井出コーチに聞いてください」と厳しい表情だ。3点ビハインドを踏まえれば、無理する場面ではなかった。
3-4の6回は3番手で杉山を投入。無死二塁からバント処理を一塁へ悪送球し、リードを2点に広げられた。7回無死一、二塁では川瀬が送りバント失敗し、反撃ムードがしぼんだ。続く代打今宮は空振り三振、3番栗原は二ゴロに打ち取られてしまった。
一時は1点差まで追い上げるも、攻守で手痛いミスが響いた。北の大地でオールスター明けのカード3連戦を初めて負け越し。23日に5点差をひっくり返す大逆転を見せたが、連敗。優勝マジックは21で2日連続の足踏みとなった。次カードは本拠地と長崎でオリックスとの2連戦に臨む。手綱を締め、今季39勝13敗2分けと大きく勝ち越すホームで仕切り直す。【佐藤究】



