右肘違和感で登録を外れていた西武の甲斐野央投手(27)が、約4カ月ぶりに1軍に帰ってきた。8回に2番手として登板。2死で阿部にスライダーを左前に運ばれたが、浅村を右飛に抑えて1回無失点。最速159キロをマークするなどらしさ全開で復帰登板を終え「0で帰ってこられて良かった」と振り返った。

FA移籍した山川の人的補償としてソフトバンクから加入した今季。試合前まで8試合に登板し、0勝1敗、防御率は5・63。4月19日の楽天戦を最後に登板機会がなく、同24日に右肘の違和感を訴え登録を抹消した。

「離脱した時はショックでしたし、大げさな話ですけど投げれないんじゃないかっていうぐらい落ち込んだ時期もあった」が、それを乗り越えて前を向いた。早期の復帰へ「あらゆる手を使うというか病院も2つほど行かせていただきましたし、福岡の時にお世話になっていたトレーナーさんを東京に呼ばせていただいた」と手を尽くした。

目標としていた「6月交流戦途中ぐらい」に1軍へ戻ることはかなわなかったが、伸びた期間を利用してトレーニングから食事にいたるまで見直した。4カ月間の離脱は決してマイナスではなかった。支えてくれる周囲の存在への感謝をかみしめながらマウンドに上がり、この日を待ちわびたファンの声援に応えた。「うれしかった。この人たちが見てくださっている中でのパフォーマンスなので自分を出せて良かった」と話した。

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