23歳ラスト登板を飾って新人王へ突っ走る。27日の楽天戦に先発する日本ハム金村尚真投手(23)が、7勝目を狙う。2年目の今季は6勝6ホールド、防御率2・41。開幕当初の中継ぎから5月に転向した先発といずれも結果を出しており、新人王最有力候補の西武武内に、あと1勝と迫っている。29日に迎える誕生日前最後の登板でしっかり結果を出し、タイトル奪取へ勢いをつける。

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金村の快投で首位の座を引き寄せる。25日までのソフトバンク3連戦は、対戦2カードぶりに勝ち越し、貯金を6年ぶりに13まで伸ばした。首位とのゲーム差も1ケタの9・5まで詰めた。大事な楽天とのカード初戦に向け「チームが今2位といういい順位にいますし、そこに貢献したい」と意気込んだ。

一気にライバルに追い付く。今季開幕時は中継ぎで1勝6ホールドを挙げ、先発再転向してから5勝と着実に結果を積み上げてきた。2年目だが昨季登板回数が30イニング以内(25回)のため新人王の権利があり、ルーキーながら7勝を挙げる有力候補の西武武内に、あと1勝と迫る。タイトルについては「チームメートにも友達にも言われますけど、そんなに意識はしてない。チームの勝利に貢献して、その結果ついてくれれば」と謙虚に口にした。

意識を下向きにして、調子が上向いた。13日ロッテ戦は6回を投げプロワーストタイ4失点KO。中6日で再戦となった20日ロッテ戦では5回3失点も、無四球で粘り白星を挙げた。「最近は疲れももちろんあると思いますし、フォームも少し変わっていた。向いてる方向がちょっと上に行っていた。しっかり下に向かって投げることでボールもたたけました」。前回の感覚を生かし、連勝を狙う。

25日のソフトバンク戦後、新庄監督が自身のインスタグラムを更新。レイエスがカブス時代に登板した動画とともに「レイエス先発」と発信したことが一部で“先発登板”と受け取られ世間はざわついたが、金村に動揺はない。「しっかり腕を振った状態でストライクを取るっていうのを意識してやってきました」。ブレずに全力で腕を振り、白星をつかむ。【永野高輔】

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