9月が迫る今、ナベQこと渡辺久信GM兼監督代行(59)が率いる西武に今季ロッテ戦初白星をもたらしたのは、ナベUこと渡辺勇太朗投手(23)だった。

試合終了前後には、グラウンドに水たまりができるほどの土砂降りに。ヒーローインタビューは異例の傘の下。笑いながら「僕のやることは変わらないと思うので、とにかく0をスコアボードに並べることを意識しました」と雨粒にかき消されないように声を張った。

何度も迎えたピンチで、ポランコら左の強打者たちの胸元にカットボールを投げ続けた。逃げない投球がうれしい白星を呼んだ。

6回途中、ソトのピッチャー返しがワンバウンドで右くるぶし付近に直撃し、うずくまり、投球練習を再開したものの結局、投手交代となった。苦しい中、マウンドへ立とうとするスピリットには球場全体から拍手が起きた。

渡辺にもしっかり伝わる大きなうねり。「ライオンズファンの方も、ロッテファンの方も大きな拍手で迎えてくれたので。球場全体の方にありがとうございましたと伝えたいです」。190センチ超の長身ながらとても物腰が丁寧な渡辺らしく、晴れやかに笑っていた。【金子真仁】

【動画】土砂降りの雨のなか光が射した 西武がロッテ戦で今シーズン初勝利

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