やっぱり先輩とは相性がいい! 阪神森下翔太外野手(24)が、中日小笠原に初回から襲いかかった。2点を先制されたその裏。無死一、二塁で右中間にライナーではじき返した。一塁から中野も一気にかえる2点二塁打。あっという間に追いつき、胸を張った。

「昨日、チャンスで打てなかったので今日は何としても、と。1つのチャンスをものにできればチームもいけるぞという雰囲気になる。自分が3番打者としてしっかり打つことがこれからも大切になる」

小笠原は東海大相模の3学年先輩。今季は10打数2安打と分が悪かったが、データを洗い直し、ポイントを高めに設定。読み通り、外角高めに来た147キロを完璧にたたいた。2回にも二塁内野安打。プロ通算は21打数9安打で対戦打率を4割2分9厘に上げた。

これで得点圏打率も3割4分2厘に上昇。打点はチーム一番乗りで60を突破して「61」に。並んでいた中大の先輩のDeNA牧の上位をいき、トップの巨人岡本和、ヤクルト村上に4差に肉薄。「チャンス、打点にはこだわってやってきたので」。一番ほしいタイトルも、視界に入ってきた。

8回最終打席は2死から四球を選び、チームは3者凡退イニングなし。先発野手全員安打で、前日の高橋宏に続いて中日の2本柱を打ち崩した。「明日勝たないと意味がない。もう9月なので先を見据えても仕方ない。やれることをしっかりやるだけです」。一戦必勝、1打席集中を誓った。【柏原誠】

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