試合前の特別始球式に、パリ五輪のフェンシングフルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝(20)が登板し、見事なストライク投球を披露した。

「待機させてもらってる時にめちゃくちゃ緊張してたんですけど、マウンドの傾斜とかもわからなかったので、それをうまく調整できてよかったです。ピッチング練習とかできてなくて、さっき京セラについてからキャッチボールさせていただいて、大里選手とキャッチボールさせていただいて、そこでなんとか。ちっちゃい頃から父とキャッチボールしてたので、なんとかうまく投げられて良かったです」

フェンシングとの共通項について聞かれ「フェンシングはデュースがないスポーツなので14対14だったり、44対44の1本勝負なんですね。そういったところで1本を勝ち取る、1本を決めきるっていうのは大事。(投球と)結構共通性があるなと思ったので。そこを決めきれたことは大きな自信になりました」と振り返った。

五輪の舞台とマウンドを比べ「なんか高さだったり、丸くなってる感じが(競技会場の)グラン・パレと似ていて、すごくなんか試合を思い出したなってのはあったんですけど、結構同じレベルで緊張しました」と苦笑い。ユニホームの背番号1番は「せっかくなら金メダルの『1』にしようかなと思って、つけさせてもらいました」と明かした。

金メダル取ってからの周囲の反応を聞かれ「やっぱりフェンシングってマスクを被っているので、顔と名前を一致してもらえない競技ですけど、こうやってお話をいただいて、ちょっとフェンシングが普及してくれればなとも思いますし、なんか投げれんだぞってことを見せられたのがよかったです」と話した。

小学校低学年の時、京セラドーム大阪でオリックス-阪神を観戦。「幼い頃に。それをめちゃくちゃ覚えてて、11対3でオリックスが勝ったので、その時から応援させていただいてます」と明かした。

飯村はパリ五輪のフェンシング日本代表では最年少で出場。フルーレ団体決勝ではアンカーとして戦い、見事勝利を収めて金メダルを決め、日本中に感動をもたらした。

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