日の丸を背負ったらノーノーを貫く。侍ジャパン種市篤暉投手(26)がオランダ打線を圧倒した。自己最速タイとなる155キロを5度計測した直球と決め球フォークで躍動。2回を完全投球で2三振を奪い、「三振を取るのが僕の特長。そこをアピールできた」と上々の手応えを口にした。

“侍セルフノーノー”まであと1イニングに迫った。23年3月のWBCでは予備登録メンバーとして、オリックスとの強化試合で4回無安打2四球無失点。昨年3月の欧州代表2戦目では、完全リレー中の8回から登板し「多分一番僕が緊張してました」と苦笑いしながらも、“完全試合リレー”を完成させた。

この日は先発として2回を抑え、侍ジャパンでは1人で8イニング連続で無安打投球を継続させた。「3年連続でジャパンのユニホームを着させてもらっているので、来年も着られるように今年1年頑張ります」と挑戦者の気持ちで来年のWBCの大舞台を見据えた。

種市から大津、斎藤、河野、杉山と完全リレーをつないだ。8回2死、曽谷がボテボテ内野安打を浴びるも、種市は「ハードラックと声かけました。そういう日もあるので」と励ました。2試合続けて1安打完封リレーの侍投手陣。1年後の代表入りへ競争が続いていく。【小早川宗一郎】

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