元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」で、6月15日のヤクルトのロッテ戦(ZOZOマリン)での守備のミスについて語った。

同点の9回無死一塁、ロッテ愛斗の犠打にヤクルト一塁手のオスナ、三塁手の北村拓、投手の清水、捕手の古賀が捕りにいき、がら空きだった三塁まで進塁され、次打者の角中の犠飛でサヨナラ負けを喫した。

宮本氏は「まず第一に、(三塁手の)北村が悪いとみんな言うんですけど、あれだけチャージした場合、捕りにいくまでいったので、北村の判断が悪かったと言えば、それまでなんですよ。ダメだなと思ったら、すぐサードに戻らないとダメなんですよ。アウトにしてやろうと思ってるので、前に出ちゃったんですよ」と話した。

さらに「この次に一番悪いのは、ショート(伊藤琉偉)なんです。これは経験がないからとかじゃなくて、小学生の時からベースを空けるなと教わるんですよ。要するに、ホームに近い方を空けたらダメなわけです。ショートはノーアウト一塁でバントの場合、セカンドベースに入るわけですよ。でも、それだけ(三塁手が)前にいってるってことはセカンドは間に合わないわけじゃないですか。いいバントになってるから。サードの北村さんが前にいってると思ったら、ここは機転を利かせて、絶対にサードにいかないといけないです。いってたら、なんぼ出てても進まないわけです」と説明した。

現役時代、遊撃でゴールデングラブ賞を6度、三塁で4度受賞した宮本氏は「これは完全にショートのミスです。北村ももちろん悪いですよ、打球判断は。でも、アウトにしようと思って、いきすぎちゃった時にショートは見えてるんで、すぐに(三塁ベースのカバーに)いかないといけないんです。遅れてでも、自分が走らないといけないです。これがなかったんです。経験じゃないんです。小学生の時からベースを空けるなと教わってて、あれは僕の目から見ると、伊藤のボーンヘッドなんです」と指摘した。

宮本氏は「伊藤は自分のミスだと思って、改善しようとしないとまた同じことをやってしまうので。ミスはしょうがないんです。やってしまったものはしょうがないので、次、どういうふうにしてプラスに変えていくかなんで」と期待を込めた。