阪神は30日、楠本泰史外野手(30)に戦力外通告を行ったと発表した。甲子園を訪れた楠本は「日本シリーズも一緒に戦うつもりで準備もしてたので、本当に…まだ、頭の整理ができていないのが、今の率直な心の中ですね」と無念の表情を浮かべた。
昨年、DeNAから戦力外通告され、阪神に移籍。左の代打として期待されたが開幕から思うように結果を出せず、9月10日の古巣DeNA戦で12打席目にして初安打をマーク。今季は2安打にとどまり、CSファイナル、日本シリーズでも登録されなかった。
「小さい頃プロ野球にあこがれるきっかけになった球団に入れる喜びもありました。やっぱり結果を残せなかったので、自分の実力不足だなと感じています。この球団に所属できるのは、誰しもができることではないと思うので、ありがたかったという感謝の思いはあります」。
今後については「完全燃焼で終えられたかと言われるとそうではないので、まだやりたいという気持ちはありますけど、まだ言われて時間があまりたっていないので、しっかり考えたい」と話した。
◆楠本泰史(くすもと・たいし)1995年(平7)7月7日生まれ、大阪府出身。パドレス松井とは小学校と青葉緑東シニアでチームメート。花咲徳栄ではオリックス若月と同期で3年春に甲子園出場。東北福祉大を経て17年ドラフト8位でDeNA入り。7年目を終えた昨年に戦力外通告を受けて阪神と契約した。通算421試合、171安打、12本塁打、80打点。打率2割2分3厘。180センチ、85キロ。右投げ左打ち。



