若手よ、出てこい! オリックス岸田護監督(44)が若手の奮起を促した。打線は杉本、西川、若月、森ら主力が30代。投手陣も昨季は九里がチームトップの11勝を挙げ、36歳の岩崎がリリーフでフル稼働した。単なる世代交代ではなく、指揮官は「先輩が引っ張ってこその底上げ」と強調した。

昨季、存在感を放ったのが太田と紅林の二遊間コンビ。太田は自身初の規定打席に到達し、キャリアハイの10本塁打、52打点、リーグ4位の打率2割8分3厘をマークした。紅林も116試合に出場し、初のゴールデン・グラブ賞を獲得。「若い2人がチームをパフォーマンスで引っ張った部分もあるでしょうしね。実力つけて、不動のものになるのか、というところに今いるんじゃないですかね」。猛牛打線の主軸へと成長を願った。外野手では俊足の麦谷や、パンチ力が光る来田、山中らもレギュラー奪取を虎視眈々(たんたん)と狙う。

投手陣では昨季終盤に山崎、才木、椋木、横山楓ら若手リリーフ陣が躍動。先発でも寺西や佐藤一が白星を挙げた。高卒2年目だった東松、ルーキーだった山口と、次世代を担う若手も1軍舞台を経験した。3年ぶりのV奪還へ、主力を脅かす若手の台頭が不可欠だ。