虎の黄金ルーキーが胸を高鳴らせた。阪神ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22)が入寮翌日の6日、同期入団の新人7選手そろい踏みで兵庫・尼崎市内の2軍施設SGLで自主練習を実施。ランニング、キャッチボールなど軽めのメニューで汗を流した。7日からは新人合同自主トレがスタート。虎党の視線を浴びながらプレーするのはプロ入り後初となる。自然と気持ちも高まった。
「新人の練習を見に来てくださるだけでありがたいので。そういう方たちに、いいインパクトを与えたいと思います」
舞台は整っている。昨年3月に開場されたSGLで新人合同自主トレが行われるのは初めて。期間中は初日を含む指定日に限り、バックネット裏、一塁側スタンドも無料開放される。さらに、飲食店、グッズショップも営業予定だ。新人の門出を祝う準備は仕上がり、大盛況間違いなし。球場関係者は「(鳴尾浜球場の時は)入って200、300人くらいなので。初日から大きく超える来場を想定して準備している」と明かした。
アマNO・1スラッガーへの注目度は日に日に増すばかりだ。この日はメイングラウンドを引き揚げる際にはファンが詰めかけた。色紙、サインボールにペンを走らせた。写真撮影にも笑顔で応じる神対応だ。同期間中も立石目当ての観衆が詰めかけることは間違いなく“立石フィーバー”が巻き起こっても不思議ではない。
ただ、当の本人は周囲のにぎわいは気にせず、自然体を貫く。「人に見られてると思うと意識してしまうと思う。そこは一つの練習と思って、気にせずに練習したい」。1年目での定位置奪取に加え、新人王も見据える22歳。2月の春季キャンプは主力中心の沖縄・宜野座組スタートが内定済み。将来を嘱望される超大物新人が、いよいよ虎ファンの前でベールを脱ぐ。【佐藤究】
◆新人合同自主トレ期間中のSGLスタンド開放日は、7、8、10、11、12、17、24、25日の午前9時30分~午後1時30分(練習終了次第閉門)



