日本ハム新庄剛志監督(54)が11日、開幕ローテ候補のひとり山崎福也投手(33)のリリーフ適性をチェックした。楽天戦は7回に3番手で起用。先頭平良竜哉内野手(27)を初球の143キロ直球で二飛、カーソン・マッカスカー外野手(27)は2球目のスライダーで左飛、入江大樹内野手(23)もカウント1-1から外角低めのカットボールで遊ゴロと、1回を6球で締めた。指揮官は「(適性も)見てみたかった。今日は最速145キロぐらい。中継ぎの方が速い。かなり向いてそう」と、手応えを口にした。
ベテラン左腕の配置転換プランは、チームの課題を一気に払拭する可能性が高い。伊藤大海投手(28)、北山亘基投手(26)、達孝太投手(21)に有原航平投手(33)も加入し潤沢な先発陣に比べ、救援陣はまだ補強が不可欠。山崎は24年のCSファーストS第2戦でリリーフ登板し1回完全投球を見せ、昨年のCSファイナルSでも5回2死二塁のピンチから登板して好救援し、CS初勝利を挙げたことがある。
経験豊富でピンチでも動じない。今季は山本昌氏直伝のスクリューも新球に加えた。配球とタイミングをずらす頭脳的なピッチングをピンポイント活用できれば、10年ぶり優勝への道が、大きく開けるかもしれない。【永野高輔】
◆日本ハムの開幕ローテ 新庄監督は3月27日からのソフトバンクとの開幕3連戦を伊藤、北山、達に託すことを明言している。また同31日の本拠地開幕ロッテ戦には有原の名前を挙げており、残る枠は2つ。左腕の加藤貴、山崎、細野のほか、昨季開幕投手の金村、WBC台湾代表の古林睿煬、孫易磊らが狙う。



