投打がかみ合った日本ハムが、史上7チーム目の通算5000勝を達成し、2カード連続で勝ち越した。初回に四球と失策でいきなり無死一、三塁とし、フランミル・レイエス外野手(30)が先制の中前適時打を放った。さらに1死一、三塁から清宮幸太郎内野手(26)がきっちり犠飛を中堅へ放って、2点を先行。6回に万波中正外野手(26)が、左翼席上段深くへ推定飛距離130メートルの特大10号ソロを放り込み、リードを広げた。

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万波が、両リーグ最速で2ケタ10号に到達した。6回2死、好投手オリックス九里のチェンジアップを捉え、左翼スタンド3階席までかっ飛ばした。「限りなく完璧に近い。打球速度も角度も申し分ない」と確信歩き。81年ソレイタ以来球団45年ぶりのリーグ2年連続10号一番乗りとなった。

22年から5年連続の2桁弾で、32試合目での到達は自己最速。「素直に12球団最速はうれしい。毎打席ホームラン打てたらいいなと野球に取り組んでいる。日ごろの取り組みが結果につながっている」と、手応えを口にした。

マメに予習と復習を繰り返す。東京からの移動ゲームだった1日のオリックス戦前もルーティンの全体練習前の個別打撃練習は欠かさなかった。約30分、横尾打撃コーチのサポートを受け、汗を流した。

4月30日西武戦まで4試合連続無安打。空路移動の疲れもある中でも上半身の筋力トレを入れてから打撃練習。その努力は、一気に報われた。1日は4回に絶妙なセーフティースクイズ、6回に右中間へ9号弾。大技小技で勝利に貢献し、この日はどでかい両リーグ最速10号だ。

復習も欠かさない。試合後は横尾打撃コーチと、試合中の打席を振り返る。再確認する作業を繰り返しながらも万波は「前後を切り離して。1打席1打席、1球1球っていうところにかなり意識して。毎回その打席で終わりにして次、という風に意識している。そこだけ丁寧に」。反省はするが、良くても悪くても次に引きずらない。メリハリつけながら一歩ずつ高みを目指す。【永野高輔】

▼万波が6回に両リーグ最速のシーズン10号。万波のリーグ最速10号は23、25年に次いで3度目で、両リーグ一番乗りは23年以来。過去2度はともにチーム49試合目での10号で、今季の32試合で到達は自身最速になる。なお、2年連続でリーグ10号一番乗りは18、19年山川(西武)以来で、日本ハムでは80、81年ソレイタ以来45年ぶり2人目。

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