プロ野球で打者の「危険スイング」に対して警告や退場処分を科す新たな運用が12日にスタートする。ヤクルト-阪神7回戦が行われる神宮球場では、阪神の試合前練習の際にNPB関係者が両軍監督に口頭で説明。担当者は「もうすでに昨日のうちに球団から監督、選手には周知されています。一応再確認というか、監督さんに対してもう1度説明とお願いをしたということ」と語った。プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は11日に都内で実行委員会を開き、同規則を定めた。
対象となるのは、打者がスイング時に最後までバットを保持できず、途中で投げ出してしまったケース。スイング途中の「すっぽ抜け」も含まれる。バットがグラウンド上の選手や審判員、ボールボーイ、ダッグアウト、カメラマン席、スタンド方向へ飛ぶなど、他者に危険を及ぼす行為を「危険スイング」と定義した。
罰則は3段階。危険スイングをしても他者に接触せず、グラウンド上を転がっただけの場合は「警告」。同一試合で同一打者が2度目の危険スイングを行った場合は「退場」となる。さらに、バット全体が他者へ向かい、直接身体に当たった場合や、ダッグアウト、カメラマン席、スタンドなどボールデッド区域へ飛び込んだ場合は、1度目でも「即退場」とする。
同担当者は「打者に対しても安全意識を持ってもらうっていうのはやっぱり最大の目的ですので。そこを徹底されれば」と話した。



