<中日6-5阪神>◇2日◇ナゴヤドーム

 阪神の先発安藤優也投手(32)が屈辱の降板を命じられた。4回。連打と犠打で1死二、三塁のピンチを背負うと、続く代打野本に左中間を破られる適時二塁打を献上。一時は5点あったリードが2点差まで迫られ、なおも1死二塁で上位打線を迎えたこともあり、交代を告げられた。前回登板で球団史上初の3年連続開幕勝利投手に輝いた右腕が、4回2点リードの場面で無念の降板。試合後、安藤は「次、頑張ります」と一言だけ残し、帰りのバスに乗り込んだ。

 [2010年4月2日22時48分]ソーシャルブックマーク