<オリックス2-9巨人>◇9日◇京セラドーム大阪

 巨人が11安打9得点の快勝で、貯金を今季最多の15に伸ばした。1回、小笠原道大内野手(36)の適時二塁打で先制すると、亀井義行外野手(27)の3号ソロなどで、2回までに5得点。亀井は9回にもダメ押しの4号ソロを放つなど、今季初の猛打賞の活躍だった。投げては、プロ初先発となった育成選手出身の黄志龍(ファン・ツーロン)投手(21)が4回途中まで好投。中継ぎ陣もしっかり役割を果たし、2失点に抑えた。原監督は「(黄は)とてもいいピッチングをしました。(亀井も)この結果をいいきっかけにしてもらいたい」と投打がかみ合っての快勝に笑顔だった。

 [2010年6月9日22時50分]ソーシャルブックマーク